テキストサイズ

アイドル君からダイエット命令

第2章 いじめ


その声に気づいて

男子の隣にいた女子が
声を上げる。



「あ〜!

愛佳!
入野さん来たよ〜」



ニヤニヤと私を指差す
女子の声は

このシーンと静まった
教室には
大きすぎた。



「え?入野?」

「やっと来たのかぁ」

「地味ーズのくせに
遅ぇんだよ……」

「なにあいつ、
震えてんの?」

「キモいキモいっ!」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ