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甘恋〜こ、こんなのあり?〜

第19章 知らない雅の姿

いきなり失礼な雅にあたしの怒りボルテージ上昇中。


「それ、こないだのパンツスタイルのことバカにしてるでしょ?」


「いや、別に?

まぁいいから行こうぜ」


良くないよっ!!


でも、雅から差し出された手にあたしは抗うことができなかった。


しっかりと手を握って、大学へ向かうあたしたち。


「大学のどこ案内してくれるの?

…ていうか、雅ってどこの大学通ってたんだっけ?」


ご主人様の通う学校も知らないあたし。

というかそもそも、雅のことはただの俺様な奴ってことくらいしかわからないしなぁ…


「あれ、言ってなかったっけ。

T大学だけど」


へぇ…T大学かぁ…


って。




「えええええっ!!!」


「…うるせぇ」


耳を抑える雅をよそに、あたしは驚きしか出てこない。


だってT大学って…



めっちゃ頭いいじゃん!!

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