
甘恋〜こ、こんなのあり?〜
第4章 年下男子
「わわっ。髪の毛くしゃくしゃになっちゃうじゃないですかぁ〜」
喋り方もこんな風におっとりとしてる。
でも、小説を書いているときの瑠衣はすごく真剣な瞳に変わって、少し…ほんの少しだけドキッとさせられる。
「あははっ。ごめんごめん」
癖っ毛だから手でとかしても直らない髪型。あまりに一生懸命に直す瑠衣の姿に、思わず笑ってしまった。
癖っ毛の方が似合ってるしいいと思うけどな。
「あ、先輩笑ってくれた!へへ、良かった」
瑠衣はそう言ってにこっと笑顔を向けた。
あたしは机の椅子に座ってるけど、瑠衣はしゃがんであたしのことを見上げてるから上目遣いみたいになっていて…
思わず、胸がドキッとしてしまった。
甘えんぼな奴め…可愛いすぎる!!
「ふふっ。ありがとね、瑠衣」
「はい〜」
文芸部での時間はほわほわとしていて落ち着く場所。だからこそ大切にしたい時間のひとつでもあるけど…
雅のお世話を始めたら、それもできなくなっちゃうのかな。
やっぱり不安は拭えなかった。
喋り方もこんな風におっとりとしてる。
でも、小説を書いているときの瑠衣はすごく真剣な瞳に変わって、少し…ほんの少しだけドキッとさせられる。
「あははっ。ごめんごめん」
癖っ毛だから手でとかしても直らない髪型。あまりに一生懸命に直す瑠衣の姿に、思わず笑ってしまった。
癖っ毛の方が似合ってるしいいと思うけどな。
「あ、先輩笑ってくれた!へへ、良かった」
瑠衣はそう言ってにこっと笑顔を向けた。
あたしは机の椅子に座ってるけど、瑠衣はしゃがんであたしのことを見上げてるから上目遣いみたいになっていて…
思わず、胸がドキッとしてしまった。
甘えんぼな奴め…可愛いすぎる!!
「ふふっ。ありがとね、瑠衣」
「はい〜」
文芸部での時間はほわほわとしていて落ち着く場所。だからこそ大切にしたい時間のひとつでもあるけど…
雅のお世話を始めたら、それもできなくなっちゃうのかな。
やっぱり不安は拭えなかった。
