甘恋〜こ、こんなのあり?〜
第6章 メイドのお仕事①
「あたしがちゃんと仕事しないから嫌になったんじゃないの…?」
雅は本をソファに置いて立ち尽くしてるあたしの元に来てくれた。
泣きながら問いかけるあたしに、雅ははぁ?という顔をしてる。
「なに言ってんだよ、そんなんで嫌いになるわけねーだろ、バーカ」
バカに“ー”がついてレベルアップした。
あれ、いつもの雅に戻ってる。
「だって、あたしが謝ろうと思ったのに目も合わせてくれないからぁ…」
言いながらまたぽろぽろ涙が出てくる。
「なんだ、そんなことかよ…」
そんなことって!
あたしからしたら悲しかったのに!
泣きながら雅を睨むけど、それを見た雅はくすっと笑ってあたしの頬を親指と人差し指でぐっと掴んだ。
「ぷっ。ブサイクな顔」
なっ!!
あんたが顔掴むからでしょーっ!
「謝るようなことじゃないから普通に接したつもりだったのに。本当お前バカだな」
くくっと笑う雅は、子どもみたいな笑顔をしてた。
雅は本をソファに置いて立ち尽くしてるあたしの元に来てくれた。
泣きながら問いかけるあたしに、雅ははぁ?という顔をしてる。
「なに言ってんだよ、そんなんで嫌いになるわけねーだろ、バーカ」
バカに“ー”がついてレベルアップした。
あれ、いつもの雅に戻ってる。
「だって、あたしが謝ろうと思ったのに目も合わせてくれないからぁ…」
言いながらまたぽろぽろ涙が出てくる。
「なんだ、そんなことかよ…」
そんなことって!
あたしからしたら悲しかったのに!
泣きながら雅を睨むけど、それを見た雅はくすっと笑ってあたしの頬を親指と人差し指でぐっと掴んだ。
「ぷっ。ブサイクな顔」
なっ!!
あんたが顔掴むからでしょーっ!
「謝るようなことじゃないから普通に接したつもりだったのに。本当お前バカだな」
くくっと笑う雅は、子どもみたいな笑顔をしてた。