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甘恋〜こ、こんなのあり?〜

第2章 幼馴染

「嫌なら断ればいいじゃん。

つーか…人ん家のベッドに寝るなよ。しかも男の!」

びしっとあたしを指差す陸。
それを無視してベッドでゴロゴロするあたし。


「断れないからこうして愚痴ってるのー!

まぁ、アルバイトは禁止だけどお金入るのは悪いことじゃないしね」


はぁっとため息をついた陸は再びマンガに目を向ける。

もう、最近冷たくなってあんまり相手にしてくれないんだから!


「なんで最近そんなに冷たいのさ、陸ってば。

あ。もしかして…」


ベッドから降りて陸の隣に向かい合う形になる。


陸の顔に詰め寄ると、困ったような動揺した陸の表情。


「な、なんだよ?」

吃る陸にあたしは一言。

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