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甘恋〜こ、こんなのあり?〜

第10章 メイドのお仕事②

どれだけ乗っただろうか。

さすがに全部の乗り物は乗れなかったけど、半分以上は乗れた気がする。


いまはお昼を食べながら次になに乗るか話し合い中。


「次どうしよっか」


パンフレットを開いて見せると、雅はあるアトラクションを指差した。


「ここ、行ってみようぜ」


うっ………

そ、そこは………






「やだやだやだやだーーーー!!」


「いつまで駄々こねんだよ、おめーは!」


あたしの腕を引っ張る雅に逆らうが、徐々に徐々にそのアトラクションに近づいている。


その場所とは……






「お化け屋敷は……嫌だぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」


そう。

目の前にあるのは大きなお化け屋敷。


見るからに恐ろしそうな雰囲気漂ってるし…

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