
陽だまりの仮面 -嘘-
第6章 本腰?
恐らくだけど…。
花木君の腕の中に居る時間は、恐らく1分から2分程度だと思うんだけど。
彼の腕の中に居ると、1分も10分。
…ううん。
1時間くらいに感じてしまって。
そんな長時間、バクバク心臓を動かしてると、本当に心臓がおかしくなっちゃうんじゃないかって思えてきちゃって。
……あ、違うな。
こんなに速く動悸する心臓は、もはや病気か?とか思えても来ちゃって。
でも。そんな中でも
彼の、トクン、トクンっていう規則正しい鼓動音に
あたしの、ドキドキドキドキ、猛烈速い鼓動音が重なって耳に伝って来て。
余計にドキドキが増してしまうのと同時に
彼の鼓動があたしに伝うと言う事は、あたしの鼓動も……
聴こえちゃってる!?
そう思うと、意味もなく更に動揺。
「琉愛が言った意味
こういう事でしょう?」
花木君の腕の中に居る時間は、恐らく1分から2分程度だと思うんだけど。
彼の腕の中に居ると、1分も10分。
…ううん。
1時間くらいに感じてしまって。
そんな長時間、バクバク心臓を動かしてると、本当に心臓がおかしくなっちゃうんじゃないかって思えてきちゃって。
……あ、違うな。
こんなに速く動悸する心臓は、もはや病気か?とか思えても来ちゃって。
でも。そんな中でも
彼の、トクン、トクンっていう規則正しい鼓動音に
あたしの、ドキドキドキドキ、猛烈速い鼓動音が重なって耳に伝って来て。
余計にドキドキが増してしまうのと同時に
彼の鼓動があたしに伝うと言う事は、あたしの鼓動も……
聴こえちゃってる!?
そう思うと、意味もなく更に動揺。
「琉愛が言った意味
こういう事でしょう?」
