
陽だまりの仮面 -嘘-
第10章 初デート
―――――――・・・
――――――・・
―――――・
「行ってきまぁす!」
何らいつもと変わらない朝。
昨日に引き続き、天気は良好。
朝から春を予想するかのような陽気な陽射し。
淡い空のブルーと、鮮やかな山間のグリーンのコントラストがとても綺麗で。
そんな風景を愉しむかのように囀る小鳥の鳴き声もなんだかリズムに乗ってるかのように聴こえてくるのは
きっと、あたしの気分が浮かれMAXだからなんだろうな。
なんちゃって。
昨日の浮かれ足の件と、朝の少し気合いの入ったあたしの恰好を見て
『琉愛、お前……何か怪しい』
頭の先から足の爪先まで舐めるように見て疑い度100%完全振り切り状態の悠希を何とか騙し、納得させ
やっと家から出れた、あたし。
ったくもう……。
いつまでシスコンで居る気なんだっつの。
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「行ってきまぁす!」
何らいつもと変わらない朝。
昨日に引き続き、天気は良好。
朝から春を予想するかのような陽気な陽射し。
淡い空のブルーと、鮮やかな山間のグリーンのコントラストがとても綺麗で。
そんな風景を愉しむかのように囀る小鳥の鳴き声もなんだかリズムに乗ってるかのように聴こえてくるのは
きっと、あたしの気分が浮かれMAXだからなんだろうな。
なんちゃって。
昨日の浮かれ足の件と、朝の少し気合いの入ったあたしの恰好を見て
『琉愛、お前……何か怪しい』
頭の先から足の爪先まで舐めるように見て疑い度100%完全振り切り状態の悠希を何とか騙し、納得させ
やっと家から出れた、あたし。
ったくもう……。
いつまでシスコンで居る気なんだっつの。
