
陽だまりの仮面 -嘘-
第10章 初デート
そんなあたしをかくれんぼしてる人だと勘違いしたのか
公園内で遊んでた、可愛い双子の姉弟があたしの服の裾をチョンチョンと引っ張って来て
「お姉ちゃん、かくれんぼしてるの?」
「え?」
きょとんと可愛らしい顔で尋ねる女の子の真横で
「あんた、それで隠れたつもり?ショボイかくれんぼしてんのな」
頭の後ろで手を組んで、ハッ!とガキの癖に鼻で笑う生意気坊主。
「こら!愛輝!そんな言い方しないの!」
「だってショボくね?かくれんぼ舐めんなよって話じゃね?」
「でも、そんな言い方するからいつもママに怒られるんだよ?!」
「はいはい。うっせぇ」
男の子は両耳に両手の人差し指をツッコんで女の子の声を遮断。
その態度に女の子は憤慨してる様子。
……いやいや。
どうでもいいんだけれど。
かくれんぼしてるつもりないし、かくれんぼ舐めたつもりもないんだけど
取り敢えず、ここで騒がないで欲しい!!
花木君に気付かれちゃうか…「「あっ!」」
「あんた、見つかっちまったな」
………へっ!?
「そんなとこで、何してるんです?」
――――――!!!?
公園内で遊んでた、可愛い双子の姉弟があたしの服の裾をチョンチョンと引っ張って来て
「お姉ちゃん、かくれんぼしてるの?」
「え?」
きょとんと可愛らしい顔で尋ねる女の子の真横で
「あんた、それで隠れたつもり?ショボイかくれんぼしてんのな」
頭の後ろで手を組んで、ハッ!とガキの癖に鼻で笑う生意気坊主。
「こら!愛輝!そんな言い方しないの!」
「だってショボくね?かくれんぼ舐めんなよって話じゃね?」
「でも、そんな言い方するからいつもママに怒られるんだよ?!」
「はいはい。うっせぇ」
男の子は両耳に両手の人差し指をツッコんで女の子の声を遮断。
その態度に女の子は憤慨してる様子。
……いやいや。
どうでもいいんだけれど。
かくれんぼしてるつもりないし、かくれんぼ舐めたつもりもないんだけど
取り敢えず、ここで騒がないで欲しい!!
花木君に気付かれちゃうか…「「あっ!」」
「あんた、見つかっちまったな」
………へっ!?
「そんなとこで、何してるんです?」
――――――!!!?
