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陽だまりの仮面 -嘘-

第2章 陽だまりの・・・・・・

…………もしか…して……


今日は水曜日。

もしかするともしかして……?!



逸る気持ちを抑えながら、ドア入口が見える場所まで駆け足で移動して

ドア入口に視線を投げると




「あ」


「あ、居た、琉愛ちゃん」




全くもって、今1番逢いたくない。

というか

あたしの今の日常で、1番接する事に飽きてる相手




「木山…君……」




木山がそこに居て




「探したよー琉愛ちゃん!」




苛つくほどの笑顔で、あたしに手を振っていた。




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