
陽だまりの仮面 -嘘-
第10章 初デート
「うん!この惑星、凄いね!?」
興奮気味に花木君に言葉を返せば
「琉愛はきっと好きだろうなと思ったんですよね」
なんて、あたしが好きかどうかを予想してくれた事にまず嬉しさを感じるのだけれど
そんな嬉しさよりも何よりも、
「僕も、この惑星が1番好きなんですよね」
「そ、そうなんだ?」
なんて。
花木君と同じように感じられた喜びよりも
「この青さはヤバいでしょう。
この惑星はですね……」
なんて、蒼の浮遊惑星について語り始めた花木君は、あたしの背後から本を覗き込んで来てて
ちょっとでも右へ顔を向けてしまうと、触れてしまいそうなほど近い、花木君の頬。
「僕も初めて見た時は感動したんですよ」
時折、ふわっとあたしの頬を撫でる花木君の吐息にあたしの心臓、ヤバいくらいドキドキしちゃってて
心臓、もう、ダメかも。
なんて。
興奮気味に花木君に言葉を返せば
「琉愛はきっと好きだろうなと思ったんですよね」
なんて、あたしが好きかどうかを予想してくれた事にまず嬉しさを感じるのだけれど
そんな嬉しさよりも何よりも、
「僕も、この惑星が1番好きなんですよね」
「そ、そうなんだ?」
なんて。
花木君と同じように感じられた喜びよりも
「この青さはヤバいでしょう。
この惑星はですね……」
なんて、蒼の浮遊惑星について語り始めた花木君は、あたしの背後から本を覗き込んで来てて
ちょっとでも右へ顔を向けてしまうと、触れてしまいそうなほど近い、花木君の頬。
「僕も初めて見た時は感動したんですよ」
時折、ふわっとあたしの頬を撫でる花木君の吐息にあたしの心臓、ヤバいくらいドキドキしちゃってて
心臓、もう、ダメかも。
なんて。
