
陽だまりの仮面 -嘘-
第11章 手に届くのに・・・・
どどどど、どうしよう!!!
正座したまま、まだまだ鳴り続ける携帯をガン見。
もしかしたら見間違いかも?
なんて、恐る恐る携帯に手を伸ばし下に向けてた携帯画面を上に向けて再度見てみたけれど
画面に表示されてる名前は、予想してた【砂羽】の名前なんかじゃ全然なくて
やっぱり何度見ても、画面に出てるは
【花木 愁】
この名前でしかなくて。
さっきまで、ズキンズキンと痛んでたあたしの心臓は一気に変化。
緊張と驚きでバックバク。
こんな事してる間も鳴り止む事もなく、ひたすら鳴るあたしの携帯。
震える心臓を抑えながら、ゆっくり携帯を持って
【着信 花木 愁】
の画面をタップし
そっとゆっくり、ゆっくりと耳へと携帯を充ててみれば
「もしもし?」
当然なんだけど。
当たり前なんだけど、花木君の声がして。
「琉愛?」
昼間、あの彼女の名前を呼んでた声より更に優しい声色であたしの名前を呼ぶ花木君の声が、耳に伝いあたしの心を更に震わせて
なんだでだろう…。
自分でも良く分からないんだけれど
胸がジーンと熱くなり、何故か目頭も熱くなる。
正座したまま、まだまだ鳴り続ける携帯をガン見。
もしかしたら見間違いかも?
なんて、恐る恐る携帯に手を伸ばし下に向けてた携帯画面を上に向けて再度見てみたけれど
画面に表示されてる名前は、予想してた【砂羽】の名前なんかじゃ全然なくて
やっぱり何度見ても、画面に出てるは
【花木 愁】
この名前でしかなくて。
さっきまで、ズキンズキンと痛んでたあたしの心臓は一気に変化。
緊張と驚きでバックバク。
こんな事してる間も鳴り止む事もなく、ひたすら鳴るあたしの携帯。
震える心臓を抑えながら、ゆっくり携帯を持って
【着信 花木 愁】
の画面をタップし
そっとゆっくり、ゆっくりと耳へと携帯を充ててみれば
「もしもし?」
当然なんだけど。
当たり前なんだけど、花木君の声がして。
「琉愛?」
昼間、あの彼女の名前を呼んでた声より更に優しい声色であたしの名前を呼ぶ花木君の声が、耳に伝いあたしの心を更に震わせて
なんだでだろう…。
自分でも良く分からないんだけれど
胸がジーンと熱くなり、何故か目頭も熱くなる。
