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陽だまりの仮面 -嘘-

第14章 流れる心

「そういう事だから

はい!離した!離した!!」



話があると言った橘を砂羽があたしの変わりに完全拒否。


結構、しっかりあたしの腕を掴んでる橘の手を砂羽は、敢えて効果音を付けるとしたら


“ていっ!”


って感じで、チョップ一撃。




「って~」




ゴン!と殴られた腕を反対の腕で擦る橘に、砂羽は勝ち誇ったように



「ふんっ」



と、鼻先で笑って見せ




「琉愛と話がしたかったら、改めて明日以降、琉愛に予約取りな~」




ってビシッと橘に指差して決めポーズなんか決めちゃったりしてるけど






…………は?!










明日以降って……










は?!!








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