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陽だまりの仮面 -嘘-

第4章 恋人ごっこ2日目

「ハッ!何言ってんの?お前。

お前なんかを琉愛ちゃんが…「ですから、呼ぶなと言ってるのですが。」


「煩せぇ!琉愛ちゃん、こんな奴なんかと付き合うわ……け…」



黒田は花木君の真実の言葉を余裕ぶっこいて、鼻で笑いながら含み笑いであたしに聞いてきたけど

あたしは、黒田があたしに言葉を向けてる間

チラリと向けられた花木君の視線に



大きく、コクリ。




「―――――流愛…ちゃ…?」



バカにしたように横目で花木君を見下してた黒田も、このアイコンタクトで気付いたよう。




「あたし、花木君と付き合ってるんだ」




しっかりと、黒田と取り巻きA・B・C達に聞こえるように言ったつもりが、あまりに声がデカかったのか


クラス中。

廊下であたし達を傍観してた同級生達


一斉に




「「「えぇぇえ――――?!!」」」



黒田と取り巻きはあんぐり口でポカーン。


アニメで例えると、顎が抜けて地に付いてる感じ。


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