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第2章 入学式
僕たちは2人一緒に教室へ入り、席についた。偶然にもこのクラスには、カ行とサ行(工藤、佐藤、齊籐、瀬口など)の名字の人が多く集まっていて、俺たちは隣同士の席になっていた。
「偶然もここまでくると気持ち悪いな」
僕も同感だ。
隣に座った礼二にそう言われて、頷く。
「まぁ、それだけ縁があるってことだろ。宜しくな」
そう笑って、礼二が僕の肩に触れたとき、視線が僕らに集まっていた気がした。
でも、それは気のせいじゃなかったんだ。それなのに、あいつは厚顔無恥な態度で、どんどん僕のテリトリーを犯していった。
今ではもう僕はあいつの虜だ。
そう言えるようになるまで、あと45日。そう、たった45日で礼二は僕の大事な人になった。
「偶然もここまでくると気持ち悪いな」
僕も同感だ。
隣に座った礼二にそう言われて、頷く。
「まぁ、それだけ縁があるってことだろ。宜しくな」
そう笑って、礼二が僕の肩に触れたとき、視線が僕らに集まっていた気がした。
でも、それは気のせいじゃなかったんだ。それなのに、あいつは厚顔無恥な態度で、どんどん僕のテリトリーを犯していった。
今ではもう僕はあいつの虜だ。
そう言えるようになるまで、あと45日。そう、たった45日で礼二は僕の大事な人になった。