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ある晴れた日のこと。

第2章 トーストの夢。



あれはただの偶然なのだろうか。

普通に考えれば偶然なことだが、どうも気になる。

というか、陽がてるてる坊主を作っていたことにも驚いた。

しかもあんなかわいい顔の。

陽も結構かわいいところがあるん「七海!!もう8時だよ。いつまでトースト口にくわえて固まってるの!!」

お母さんの声で我に帰る。

………え。8時…?

え。やばっ!!

せっかくいつもより早く起きれたのに意味ないじゃん!


「い…いってきまーふ」

トーストを口にくわえて玄関を飛び出した。


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