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ある晴れた日のこと。

第2章 トーストの夢。



曲がり角から出てきた人に勢いよくぶつかってしまった。

その拍子でお互いに思い切り尻餅をついてしまう。


「いったぁ…」「いて…」

二人の痛みの声がハモる。


「はぁ…

……って、あれっ!?」


顔をあげるとあの陽がいた。


「え?あっ、田原じゃん」

「陽く〈キーンコーンカーンコーン〉


「やべっ予鈴鳴ってんじゃん

田原、がちで急ぐぞ」

「う、うん…!!」


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