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ある晴れた日のこと。

第1章 同じ。



「き…聞いてます…

ねぇ。バカにしないの?わたしのこと。」

「は?逆になんでバカにするの?」

「なんでって…。

高校生になってもまだてるてる坊主作ってることに対してだよ。」

「ますます意味わかんねぇ。

てるてる坊主作ってても何も変なことないじゃん。」


………!!………


「え…。ほんとに?」

「ほんと。

俺も家で今日作るつもりだったし。

ってかそんなことで悩んでたの?

心配しすぎだよ。」



なんだ…


なんだぁ…


別に不安になること無かったんだ。


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