テキストサイズ

Sincerely

第3章 夢見る少女が消えた日。前編

「もうこんなに濡れてる…」
指を一本そうっと挿れて、ヒロヤはわたしの様子を見てきた。
…痛くない。むしろこの熱が治まるのなら。

もっともっとめちゃくちゃにされたい…!!

わたしの気持ちを察してくれたのか、ヒロヤは指だけでなく舌も使ってわたしをかき乱す。

熱い。
怖い。
このまま今まで知らなかった快感で自分がどうなるのか分からない。それが一番…怖い。
でももっと色々されたい。
こんなエッチな自分がいる事に驚きながらも、続きを望むわたしの腰は自然にヒロヤの指と舌の動きに合わせて動いていた。

「やっぱりユミコちゃん、やらしい。でも…エロいのも、かわいい」
わたしは声にならない喘ぎでしか、応えられなかった。
「そろそろ…ひとつに、なろうか?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ