Sincerely
第8章 晩夏(なつ)の夜の悪夢(ゆめ)
上半身はベッドの上。
うつ伏せにさせられて、下半身はお尻を突き出すような…
今までのわたしではありえない体勢にヒロヤの手でさせられた。
───ズンっ!
「ふっ…ああっ、あ───っ」
そのまま貫かれる。
これまでのセックスと違う場所にヒロヤを感じる。
「ユミっ…ユミ、あいつをっ……忘れろっ」
余裕のないヒロヤ。
言葉だけじゃなく、動きの激しさからも、
これまでの大人の余裕しゃくしゃくなヒロヤは微塵も感じられなかった───
夕方、ヒロヤに捕まってから、そんなに時間は経ってないようだった。
ベッドに放り投げられた時にカバンから飛び出したスマホが、小さな光を放っている。
ノロノロとスマホを手に取ると、
『急患が入ったので、帰れないの。
一人にしてごめんね』
という、母からのメール。
「ふぅん…お母さん、帰ってこないんだ」
「なっ…」
背後からヒロヤが画面を覗きこんでいた……!
口をパクパクさせるわたしにお構いなしで、後ろから抱きしめてくるヒロヤ。
「じゃあ、もう一回。
ユミの身体からあいつの記憶がなくなるまでシたい」
さっきのような威圧的な雰囲気は消えてたけど、
嫉妬心をむき出しにしたヒロヤに執拗に身体中を愛撫され。
彼が果てるまで。
数えるのをやめる程に蹂躙された───
うつ伏せにさせられて、下半身はお尻を突き出すような…
今までのわたしではありえない体勢にヒロヤの手でさせられた。
───ズンっ!
「ふっ…ああっ、あ───っ」
そのまま貫かれる。
これまでのセックスと違う場所にヒロヤを感じる。
「ユミっ…ユミ、あいつをっ……忘れろっ」
余裕のないヒロヤ。
言葉だけじゃなく、動きの激しさからも、
これまでの大人の余裕しゃくしゃくなヒロヤは微塵も感じられなかった───
夕方、ヒロヤに捕まってから、そんなに時間は経ってないようだった。
ベッドに放り投げられた時にカバンから飛び出したスマホが、小さな光を放っている。
ノロノロとスマホを手に取ると、
『急患が入ったので、帰れないの。
一人にしてごめんね』
という、母からのメール。
「ふぅん…お母さん、帰ってこないんだ」
「なっ…」
背後からヒロヤが画面を覗きこんでいた……!
口をパクパクさせるわたしにお構いなしで、後ろから抱きしめてくるヒロヤ。
「じゃあ、もう一回。
ユミの身体からあいつの記憶がなくなるまでシたい」
さっきのような威圧的な雰囲気は消えてたけど、
嫉妬心をむき出しにしたヒロヤに執拗に身体中を愛撫され。
彼が果てるまで。
数えるのをやめる程に蹂躙された───