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BL短編

第3章 手に入れたい

Epilogue...


周りから僕は優等生と言われるけど、別にそこまで優等生じゃない。
僕は単純に、趣味:勉強だっただけだ。もちろん勉強しておけば、人生に有益なせいもある。
最近はその趣味が、薫になりかけている。
趣味:薫。自分でもよくわからないけど、事実。

花村のことを薫と呼びはじめて、2ヶ月くらいが経った。どうみても薫は僕のこと好きになっている筈なのに、好きじゃねえ!って否定するんだ。

毎日いじめすぎてるからかな...。

生徒指導室での勉強会も、今では僕の部屋で行われていて、薫は内容が気になれば勉強して、寝たければ僕のベッドですやすやと眠る。

寝ている薫をネクタイやロープで縛り付けて、身動き取れなくしてから、毎日のように快感を教えこんでいるのに、
薫はいつも僕のベッドで寝るし、毎日僕の部屋に来る。
これは僕から与えられる快感を受け入れてるってことで、間違いないと思う。


あらかた、今日の勉強に区切りがついたところで。
今日も薫に快感を教え込んで僕なしでは生きられない体にしよう。

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