BL短編
第6章 オオカミさんの甘い罠
留まることを知らない挿入に、もう4回イッていた。
こんなにイッたこと初めてだし、同性同士のエッチがこんなに気持ちがいいのも知らなくて、知らず腰がゆるゆると動いてしまう。
「初めてだよね?もう腰振るなんて素質あるよミキ。」
そんな台詞を吐く、真尋にさえ体が反応してしまう、快感に感じてしまう。
「あっ、はんっ!だめっ!またイクぅっ!」
最初の頃の勢いを無くした、僅かな精液が床を汚す。
「何がそんなに気持ちいいの?言ってみて?」
僕がイッても、ガツガツと打ち付ける真尋の腰は止まらない。こんな快感を教えられたら、もう絶対手放せない。
「まひろ、の、おちんちっ...!ごりゅごりゅって、ひもちくて、だめえ!」
更なる快感を求めて、僕の腰が、リズムに合わせてズチュズチュと動く。
「っく!あんまりミキは動いたらだめだよ...!俺がイッちゃうから。」
そんなこと言われたら、もっと気持ちよくなってほしくて、余計腰を振ってしまう。