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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~

第2章 壱

 今度は、嘉門の方が首をひねる番だ。だが、娘に直截に賞められて、悪い気はしない。まるで親に生まれて初めて賞められた子どものような気持ちになった。

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