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やばっ!

第2章 貴方好みのカラダ

『えっ!まじっ!?行く行く!!どんな仕事なのっ?』


その言葉を聞いて母が少しニヤリと笑ったのは気のせいだと思う。


「仕事の内容は、お母さんもあまりよく分からないの。ただ、1週間住み込みでアルバイトするみたいよ。食事は三食ちゃんと付いてるし、寝床もあるのよ。
時給もいいし、どうかしら?」


そういいながらお母さんはポケットから1枚の紙を出してきた。

確かに書かれてる時給はいい。
いや…いいと言うか良すぎる。
こんなに高いと如何わしいバイトなのではと疑ってしまう。



けど、そこは金欠のあたし。

お金はたくさん欲しい…

あるに越したことはないと思う。というかない。


こんなの即オッケーだ!!

『あたしこのバイトするっ!!1週間家に居ないけど、いいよね?』
「あら、いいも悪いも、お母さん明日から1週間お父さんと2人でヨーロッパ巡りしてくるからいないわよ?」

『はいっ!?聞いてないよっ!!』
「だって言ってないもんっ」


びっくりだ。ヨーロッパ巡り発言もびっくりだけど、いい大人が‘もんっ’発言……



突っ込む事も嫌になり、あたしはそのまま二階に上がり自室に入った。





…………そんなこんなであたしは明日から1週間住み込みのバイトをする事になったのだ。


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