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やばっ!

第2章 貴方好みのカラダ

スラッと背が高く、はっきりとした顔立ち。真っ黒で綺麗な髪、左目は前髪に覆われているけど片目だけってとこがまた妖艶だ。
私より歳上だな〜。20〜25位カナ?


あまりの綺麗さにぽーっと見とれていたら顔を近づけられ

「ねぇ?…聞こえてる?」

『あっ!!…は、はぃっ!!///』

「君、秋山さんだよね?」

『そ、そうレスっ…』

か、噛んだぁぁぁぁー!!
は、恥ずかしいっ

赤かった顔は更に赤くなってしまった。

「フッ…可愛いね。じゃぁ、車に乗ろっか?」

『は、はぃっ!………あ、あの……お名前伺ってもいいですか?』
「そうだったね。僕はコウ。お母さまから聞いてなかった?」

『あ…はい。スイマセン……えっと………コウさん?名字はなんでしょうか?』


「コウでいいよ、叶。名字は秘密。後、敬語も無しだよ」

い、いきなり呼び捨て…
普段なら、何こいつって感じだけどコウさ…コウに言われるとなんだか嬉しい。

でも、名字秘密って………?

「さっ、車に乗ろっか」

『あっ、はい!』


不思議な事はたくさんあるけどとりあえず、私は車に乗って駅から離れた。

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