
白姫と炎帝の恋
第1章 夢幻
白龍をゆりかごに寝かせ、見張りをつける。
母とともに母の部屋を出ると、四人でまた先ほどの部屋に戻った。
それぞれの付き人に飲み物と果実を持ってこさせると、弟が生まれたささやかなお祝いをした。
「白龍は可愛かったですね、白雄兄上、白蓮兄上。」
「あ、まだ生まれたばっかだってのに、白瑛がもう白龍にべったりだ。」
白蓮が笑う。
「おい、お前だって白瑛が生まれたときからべったりだったろ。」
「あら、それなら白雄だって白蓮が生まれたときずっとくっついていましたよ?」
白雄と玉艶もそれぞれに言う。
「ひめしゃま?はくゅーしゃま?はくれんしゃま?こーたいごーへぇか?どーちたの?とってもうれししょうだね」
2歳になったばかりの幼子、将軍の息子でもある、青舜が言う。
母とともに母の部屋を出ると、四人でまた先ほどの部屋に戻った。
それぞれの付き人に飲み物と果実を持ってこさせると、弟が生まれたささやかなお祝いをした。
「白龍は可愛かったですね、白雄兄上、白蓮兄上。」
「あ、まだ生まれたばっかだってのに、白瑛がもう白龍にべったりだ。」
白蓮が笑う。
「おい、お前だって白瑛が生まれたときからべったりだったろ。」
「あら、それなら白雄だって白蓮が生まれたときずっとくっついていましたよ?」
白雄と玉艶もそれぞれに言う。
「ひめしゃま?はくゅーしゃま?はくれんしゃま?こーたいごーへぇか?どーちたの?とってもうれししょうだね」
2歳になったばかりの幼子、将軍の息子でもある、青舜が言う。
