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あさちゃん

第14章 夏祭り(前編)

優「や、ヤバいよ。こんなことバレたら…」

あさみ「バレなきゃ大丈夫!それに…なんかスリルあって楽しそうじゃない?w」

あさみの大胆な行動に度肝を抜かれた優は、その異様な状況に呑まれていた。

あさみ「じゃあ、お出掛けね」

あさみに言われ、そのまま近くのバス停まで歩いていく。

今、隣に居る彼女は、下着を何も着けてない。もし風が吹いたら…そう思うと優はヒヤヒヤしていた。あさみを見てみると、少し恥ずかしそうに歩いている。

程なくしてバス停に着いた二人は、あと数分で来るバスを待っていた。バス停には二人しか居なかったが、優はその数分がかなり長く感じていた。



そうこうしていると、市内中心部行きのバスが来た。

あさみ「自然にしててね。そうしたらバレないから」

バスに乗る直前、あさみは優にそう言った。

バスには二人以外に数名乗っており、二人は最後尾の席につく。繁華街までは20分ほどだったが、このバスの中であさみは優にちょっとしたイタズラを仕掛けた。

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