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あさちゃん

第14章 夏祭り(前編)

あさみ「でも…結構スリルあるんじゃない?」

優「そりゃあ…ドキドキするけど…」

あさみ「セックスした時みたいな?」

優「そ…そうだね…」

あさみ「あははw」

優の困った表情を楽しむあさみ。二人は手を繋ぎ、しばらくアーケード街を歩く。

優は、街行く人々の視線がいつも以上に気になっている。
優達と同じ様に楽しそうな感じで歩いているカップルや、仲間内で悪ふざけをしている若者…皆がこちらを好奇な目で見ている様な気がしてならなかった。

あさみ「取り敢えずゴハン行こ?何が良い?」

優「そうだね〜…あんまり高いのは…」

あさみ「じゃあ、お好み焼きは?」

優「良いね。行こっか?」

あさみ「じゃあ、D(地元に昔からあるお好み焼き屋)が近いね」



二人は昼食をとり終え、満足感に浸っていた。

優「う〜…」

あさみ「食べたね〜。このあとどっか行きたい?」

優「そうね〜…どうしようか?」

あさみ「それじゃあ、さっきの続き…しにいこう?」

またもや悪い笑みを浮かべ、上目使いで優を覗く。

優「そんな目で見ないでよぉ〜…」

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