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あさちゃん

第18章 宴(うたげ)

優が風呂からあがると、あずさ、美里、香織、玲於奈の順で風呂に入っていった。

玲於奈が風呂からあがると、その間に優がコンビニで買ってきていたアイスをそれぞれに渡し、皆で食べながら再びまったりとしていた。

香織「ん〜、風呂あがりのアイスって、なんでこんなに美味いんだろうね〜?」

美里「犯罪的な美味さよね〜」

あずさ「特にシャーベットの美味さ…もう、言うことないわ」

優「お姉さん、美味しい?」

玲於奈「…うん。ありがとうね」

それぞれがまったりとしながら、水野晴郎による映画解説を見ていた。



『探偵!ナイトスクープ』も見終わり、就寝しようとしていた深夜0時過ぎ。

シーツを替え、色んな液で汚れたシーツを優が洗濯機に入れ、リビングに戻ろうとした時だった。トイレから出てきた玲於奈と、トイレ待ちの香織に出くわした。

香織と代わった玲於奈は、優を見るなり話しかけてきた。

玲於奈「あの…優クン。今日は…本当にごめんなさい」

優「あ…うん」

玲於奈「あの…でも、キミのこと…気に入ったのは本当だから。それは嘘じゃないから」

優「でも、彼女が…」

玲於奈「うん。だから、それは…もう邪魔はしないよ」

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