あさちゃん
第7章 返答
優「心配してくれてありがとうね。大丈夫、大丈夫」
優はあさみと一緒に教室に向かっていた。
学校ではあさみは恥ずかしかったのか、優のことを『山口くん』と呼んでいた。
二人はその日の放課後まで、周りに悟られないよう、少し距離を置いていた。
放課後
あさみは優と二人っきりになるまで、教室に残っていた。優も同じ気持ちだったのか、帰り支度はしているものの、なかなか教室から出なかった。
ただ、周りがなかなか帰らないので、あさみは帰り支度をして、優の元に行き、
あさみ「山口くん…」
とだけ言うと、優も立ち上がり、一緒に教室を出た。
二人は学校から離れると、あさみが話しかけてきた。
あさみ「優くん…やっと二人っきりだね」
優「うん、そうだね」
二人っきりという言葉に、優は緊張した。
行く宛も無いまま歩き出した二人は、他愛もない各々の今日の出来事について話していた。
あさみは嬉しそうに優に話しかける。優もあさみが話す姿に、何とも言えない温かい気持ちになった。
あさみを目の前にすると、朝の自分勝手なエロ妄想など、クソみたいに思えた。
優はあさみと一緒に教室に向かっていた。
学校ではあさみは恥ずかしかったのか、優のことを『山口くん』と呼んでいた。
二人はその日の放課後まで、周りに悟られないよう、少し距離を置いていた。
放課後
あさみは優と二人っきりになるまで、教室に残っていた。優も同じ気持ちだったのか、帰り支度はしているものの、なかなか教室から出なかった。
ただ、周りがなかなか帰らないので、あさみは帰り支度をして、優の元に行き、
あさみ「山口くん…」
とだけ言うと、優も立ち上がり、一緒に教室を出た。
二人は学校から離れると、あさみが話しかけてきた。
あさみ「優くん…やっと二人っきりだね」
優「うん、そうだね」
二人っきりという言葉に、優は緊張した。
行く宛も無いまま歩き出した二人は、他愛もない各々の今日の出来事について話していた。
あさみは嬉しそうに優に話しかける。優もあさみが話す姿に、何とも言えない温かい気持ちになった。
あさみを目の前にすると、朝の自分勝手なエロ妄想など、クソみたいに思えた。