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あさみの言われるままに眼鏡を外す優。幼い頃から周りの親戚や近所の人に、『目が大きい』と言われていた。

優自身、目が大きいことはあまり気にしていなかったが、女性がそれを羨ましがるということは知っていた。

しかし、自分と歳が近い女子から面と向かってそのようなことを言われたことはなく、少しの驚きと恥ずかしさがあった。

あさみ「うわぁ〜、良いなぁ…ぱっちり二重。しかもなんか少女マンガみたいにキラキラしてるｗ」

優「そ…そうかな？あんまり気にしてないんだけど…」

あさみ「羨ましいよ、本当に。あたしもそんな感じの目だったらなぁ〜」

優「いや、大橋さん…充分ぱっちりしてるよ？」

あさみ「そんなことないよ。目が大きいと、可愛く見えるでしょ？本当に良いなぁ〜。ほら、あたしそんなに可愛くないからｗ」

そこまで言われると、優も悪い気はしない。改めて眼鏡をかけて、あさみの顔を見る優。

第一印象は色白のツインテール女子という印象しかなかったが、改めてあさみを見ると本人が言うほどではない。寧ろ優にとっては、守ってあげたいというような可愛い感じだった。

そんな女子にまじまじと見つめられていたと思うと、顔が紅潮していく感じを覚えた。