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あさちゃん

第8章 練習

しばらくして部屋で課題をやっていた優の元に、あずさがやって来た。
風呂上がりだったらしく、ラフな部屋着の格好で、首からタオルをかけていた。

あずさ「おっ!ちゃんとやってるね〜」

優「あ、うん。もうすぐ終わるよ。ちょっと待ってて」

あずさ「ほー、どれどれ?」

あずさは優の課題を肩越しに覗き込む。

優「!?」

あずさ「どうしたの?」

優「い…や。何でも…」

優は背中越しに、柔らかい二つの感触が当たっているのを感じていた。あずさの豊満な胸が、優の背中にぴったりとくっついていた。

優「ん、ん゛〜」

わざと咳払いして、あずさから離れようと試みる。しかし、あずさは優が離れると、追う形で、再び胸を当ててくる。
優が課題に集中出来ないのは、それだけではない。風呂上がりのあずさの体から発せられる甘い香りが、優の鼻をくすぐる。同じシャンプー、同じボディソープを使っているハズなのに、なぜこうも男を誘う様な香りなのか。

あずさは笑みを浮かべながら、自分の武器である巨乳をわざと優にあてがう。優はあずさの顔を見れなかったが、恐らく、妖艶な顔をしているのだと感じた。

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