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慣れないディープキスを終えた優は、息切れを起こしていた。あずさの舌の強烈な攻撃に防戦一方で、息をどうやってしたらいいのか迷っていたからだ。

それを察したあずさは、

あずさ「ディープキスの時は、相手を思いやって息を止めるのもいいかも知れない。でも、息を荒くしながらする方が、よりエロくて私は好きだよ」

と、優を気遣っているのか、自分の欲望に正直なのか分からない答えを優に与えた。

優「分かった。息が荒くても、そっちの方がいいんだね？」

あずさ「そうねぇ…あさちゃんにインパクトを植え付けるのもありかも…それじゃあ、もう一回。今度はゆーちゃんからしてみて」

あずさがそう言うと、優はあずさがやった様に、深くあずさの舌をえぐる様に激しくキスをした。

優「んっ…ふん…あ…んっふ」

あずさ「ん…ふぁ…ん…」

優の部屋には二人の荒い息遣いと、互いの唾液や唇を吸う水音が響いている。

あずさのそれより短めの時間だった。優は互いの唾液で濡れた唇を離すと、惚けた表情であずさを見つめる。あずさも内心『まだまだかな？』と思いつつも、初めての優のディープキスにうっとりとした表情を見せた。