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優、あさみ、あずさ、美里は四人で話しながら帰っていた。

優が姉達に何故ここに居るのか訊くと、あずさは本屋に立ち寄った帰りにたまたま下校しようとするあさみと会ったとのこと。
美里はその二人を見て、会話をしていた二人に割り込んだらしい。

あさみを家まで送った三人は、優を会話の中心に据え、一緒に帰宅した。なかなか無い状況に、優は新鮮な感じがした。
ただ、あさみが居なくなってからの姉達の雰囲気が、いつもと違うということを優は感じ取っていた。

優達三人は、我が家に着いた。姉達の雰囲気を察した優は鍵を開けた後、姉達を先に玄関に通した。

美里「お？気が利くねぇ〜ｗ」

あずさ「ゆーちゃん、お先ね」

二人が入った後、優も入ろうとした。が、ここで優は忘れ物を思い出した。明日の美術の時間で必要な、空きビンを忘れていた。家にそう都合良く空きビンがあるワケもなく…。

優「ゴメン、姉ちゃん。ちょっとC1100買ってくる」

優はそう言うと、近くのコンビニまで行こうとした。その時、何気に帰宅してきた道の方を見ると、あずさの後をつけてきた玲於奈と目が合った。

玲於奈は、『ヤバッ、目が合った！何なのよ山口の弟って、ちょこまかと…』と思い、近くのアパートの住人を装い、アパートに入る素振りをした。

優は『うわっ、すっげぇ美人！あずさ姉ちゃんと同じくらいかな？おっぱいは…ちょっとアレだけど…って、コンビニ行かんと！』と思い、ダッシュした。