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あさちゃん

第10章 決意

あずさ「そっか…したいんだ?セックス」

優のありのままの告白を聞いて、あずさは『やっと決心がついたか』と内心複雑な想いだった。

あずさ「それで…ゆーちゃんは、何があって私のところに?」

あずさが再度、その意思を確認する為に、優に質問する。優は恥ずかしながらも、自分の知識の無さをあずさに話した。

優「俺…セックスのやり方がいまいち分からないんだ…エロ本とかAVみたいなことをするのは分かるけど…そういうのって、モザイクあるから、実際に何をしているのか分からないんだ…」

あずさ「例えば?」

優「例えば…クンニってあるでしょ?女の人のを舐めるやつ…あれって、どうやって舐めるのか分からないし…それ以前に、女の人のアソコって、どういう形してるのか分からないし…」

あずさ「まぁね…確かに…」

優「セックスって言ったら、ピストン運動っていうのは分かるけど、アソコのどこに入れたらいいのか…」

あずさ「形が分かんないと、か。確かに…うん」

優「だから、姉ちゃん!」

そこまで言うと、あずさの両肩をガシッと掴み、あずさの瞳を真っ直ぐ見つめて、

優「俺に、セックス教えて」

と、言った。

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