テキストサイズ

華姫と鮮血の恋

第1章 鮮血


チュ…

唇が離れていくと、今度はそれを、華衣の首筋に押し付けた。

「……ひゃ、」

小さく舌を出し、華衣の鎖骨をなぞる。

「……っ…」

ぴくん、と、華衣の身体が震えた。

「…………可愛い。」 

ふとつぶやいた言葉に、華衣は顔を赤くする。

でも、今の紅覇には、その姿さえ官能的に見える。
 
「ひゃ、紅覇様っ、」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ