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Take me

第11章 11



ドンドンッ

「おーい?誰かに電話を掛けてるのか?
その携帯代も誰が払ってやってると思ってんだ?おい!!!」


扉を力強く叩かれる。



瑛士に繋がり、すぐに出てくれた。


その間にもお父さんは鍵を壊そうと、ドアノブをガチャガチャと動かす。



もう駄目かも知れない



あ、そういえば前に屋上の鍵のこと聞けなかったなぁ
死んだら後悔しないように聞いておこう




死んでも良い


心からそう思ったけれど、


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