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放課後、帰りに瑛士を誘おう。
いつも一緒に帰ってるし、きっと今日も…


「紘夢」

あ、ほら…

「悪い、今日先帰ってて。
約束してる子がいるから。」
「…誰？」
「分かるだろ？じゃあな。」


なんだよ、それ。
わかんないよ、分かりたくない。
俺じゃない誰かなんて。


瑛士、もう俺をやめたいの？



「はぁ…」



誰も居なくなった教室で、涙混じりの溜め息が出た。