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Take me

第3章 3



「ん……」


寝起きで開けづらい瞼を無理やり開き、時計を見る。

「朝……」


階段を降りてリビングへ行けば、いつもと同じように朝食が準備されていた。
でも数は一人分足りない。
おはようって挨拶もない。

そっか、お兄ちゃんの分…


「先にシャワー浴びてくる」



昨日の疲れを落とすように少し熱めのお湯を浴びた。

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