
息もできない
第14章 喜んで欲しいんです
お店に入ると春陽は少しだけ不機嫌そうで
「二人で何話してたんだ?」
って聞いてきた
そんな質問に黒澤さんは冷静で
「いや?お前には秘密だよ」
と返していた
春陽はまた少しだけ不機嫌になっていたけど、俺はそれより春陽と黒澤さんの関係の方が気になっていた
「失礼ですが、お二人はどう言ったご関係なんですか?」
と聞いてみると春陽は秘密にされたのが不服なのか答えようとはしてくれなくて代わりに黒澤さんが答えてくれた
「幼馴染みです。小学校の頃から一緒で」
「そうなんですか」
なんか仲良さそうな二人だなぁ
なんてぼんやり考えていると
「!!」
黒澤さんの手がつつ、と動いてカウンターに置かれていた春陽の手を握った
え、ちょ
なんで手を…!?
幼馴染みって手を握るような感じなの?
手を握られても特に何も感じていないのか春陽は平然としていた
春陽!手!
やだよ
俺以外の人が触ってる
なんて考えて
考えすぎかって一瞬思い直したけど
「!!!」
話す時とかに春陽と黒澤さんの顔がすごく近くて
顔を耳に寄せて話したりしていた
そんな近づかなくても聞こえるじゃん…!!
「二人で何話してたんだ?」
って聞いてきた
そんな質問に黒澤さんは冷静で
「いや?お前には秘密だよ」
と返していた
春陽はまた少しだけ不機嫌になっていたけど、俺はそれより春陽と黒澤さんの関係の方が気になっていた
「失礼ですが、お二人はどう言ったご関係なんですか?」
と聞いてみると春陽は秘密にされたのが不服なのか答えようとはしてくれなくて代わりに黒澤さんが答えてくれた
「幼馴染みです。小学校の頃から一緒で」
「そうなんですか」
なんか仲良さそうな二人だなぁ
なんてぼんやり考えていると
「!!」
黒澤さんの手がつつ、と動いてカウンターに置かれていた春陽の手を握った
え、ちょ
なんで手を…!?
幼馴染みって手を握るような感じなの?
手を握られても特に何も感じていないのか春陽は平然としていた
春陽!手!
やだよ
俺以外の人が触ってる
なんて考えて
考えすぎかって一瞬思い直したけど
「!!!」
話す時とかに春陽と黒澤さんの顔がすごく近くて
顔を耳に寄せて話したりしていた
そんな近づかなくても聞こえるじゃん…!!
