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息もできない

第14章 喜んで欲しいんです

次の日の朝


『ごめん
今日仕事になった
夜会える?』


昨日のこと、気にしてないといいな

『うん。連絡待ってる』


とメールを返した

夜まで時間空いちゃったな


あ………そうだ
晩御飯、作って待ってようかな


俺は結構一人暮らしが長い

美味しいものが好きで外食が好きだった
でも外食じゃお金がなくなってしまうから自分で作るようになって大抵のものは作れるようになった


じゃあスーパーに行って食材を買い込んでこよう


と考えついて俺は家を出た




スーパーであれもこれもーと買い込んでから帰宅する途中で

少しだけ寄り道して
春陽を見て行きたいな


と思いたって両手に買い物袋を抱えた状態だったけど大通りの方に出た


するとカフェの近くで

「こんにちは」

と声をかけられた

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