息もできない
第14章 喜んで欲しいんです
『今日行けなくなった
明日会いたい』
俺、なんかしたのかな
明日俺振られるのかな
きつい
用意したご飯も、誕生日プレゼントも、全部馬鹿らしく思えて
「………っく、ひ……く…ぅう」
俺は泣きながら
ご飯を全部お皿ごとゴミ箱に捨てて
ゴミ袋の口をそのまま縛った
丁度明日ゴミの日だから
全部
捨ててしまえ
って思ってゴミ捨て場に袋を置いてきた
家に戻って
携帯の電源を切る
もうなんか、意識を保ってるのが辛くて
寝ちゃいたかったけど
こういう時は眠れないもので
俺は
泣くしか出来なかった
泣き疲れて気を失うように眠ったのはうっすらと明るくなった頃だった
春陽に目を逸らされた時に痛んだ身体中の傷から血が吹き出して
そのまま
春陽のせいだ
って言いながら消えてしまいたい
でも俺は今も春陽が好きで
だから
迷惑かけるようなこと出来ない
春陽、俺はまだ春陽のことが好きだよ
明日会いたい』
俺、なんかしたのかな
明日俺振られるのかな
きつい
用意したご飯も、誕生日プレゼントも、全部馬鹿らしく思えて
「………っく、ひ……く…ぅう」
俺は泣きながら
ご飯を全部お皿ごとゴミ箱に捨てて
ゴミ袋の口をそのまま縛った
丁度明日ゴミの日だから
全部
捨ててしまえ
って思ってゴミ捨て場に袋を置いてきた
家に戻って
携帯の電源を切る
もうなんか、意識を保ってるのが辛くて
寝ちゃいたかったけど
こういう時は眠れないもので
俺は
泣くしか出来なかった
泣き疲れて気を失うように眠ったのはうっすらと明るくなった頃だった
春陽に目を逸らされた時に痛んだ身体中の傷から血が吹き出して
そのまま
春陽のせいだ
って言いながら消えてしまいたい
でも俺は今も春陽が好きで
だから
迷惑かけるようなこと出来ない
春陽、俺はまだ春陽のことが好きだよ