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息もできない

第1章 はじめまして

大丈夫、かな
俺…嫌われてないかな
少なくとも話しにくい人だとは
思われただろうな
でも圭太に言われた通りクールにすることは成功してる気がする…!

「はぁ…」

溜息が出た
疲れかな

気を取り直してさっさと食べて帰ろ

んー…どれにしよ
レアチーズケーキ
モンブラン
無難にショートケーキ?

「…」
「お決まりになりましたか?」
「ふぇっ!?」

真剣に悩みすぎて
店長さんが近づいてきたのにも気づかず
ついポーカーフェイスを崩してしまった

「驚かせてしまったようで、すみません」
「…いえ」

あーもう
恥ずかしい………変な声でた
顔が熱い

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