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息もできない

第16章 俺に矛先を向けるな(サイドストーリー)

朗は俺の乳首をねっとりと舐め上げた

「…ぁ、はん…」


思わず声を出してしまって慌てて口を塞いだが、朗はにやにやと俺を眺めている


「……んだよ」
「別にー。きもち?おっぱい」


わざと幼稚な言い回しをしてくる朗に動揺なんて見せるべきじゃないってわかっているけど、どうしても顔が赤くなってしまう

俺のそんな様子を見て満足そうに笑ってからまた俺の右胸に吸い付き潤して左は乾いたまま指の腹で触るか触らないかぐらいで擦られる

その焦れったい刺激に俺の下半身は反応してどんどん硬度を増す


あー……やべ
俺絶対パンツぐちょぐちょだわ



そのことを察したのか朗の右手が俺の股間をまさぐり始める

「ふ、ぁ……ん …」


朗の指が知らせるようにトントン、と俺のモノを軽くつついて手が下着の中へと侵入してきた

胸への刺激はやめないまま朗は俺のモノから流れた先走りを指ですくった


「なにこれ、ぐしょぐしょじゃん」
「ゃ、言うなよ……」


くそ、同じ男として悔しい
やられっぱなしになんかされてたまるか…!


俺は転がるようにして朗を下に組み敷いた

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