テキストサイズ

息もできない

第16章 俺に矛先を向けるな(サイドストーリー)

もっと驚いた顔が見れると期待していたんだけど、予想とは違って朗はにやにやと笑っていた


「…なんで笑ってんだよ」
「いや?別に。どんなサービスしてくれんのかなって」


くそ
こいつは余裕なのかよ


俺は朗が着ていたシャツのボタンを外して素肌を晒した


うわ、なにこれ


ラブホテルの薄暗い照明に晒されたその身体の腹にはほんのりと割れた腹筋、胸板は厚く、そして肌はきめ細やかだ

俺はその芸術品のような肌の右胸にある蕾に口付ける
弾力のある、だけどどこか芯があるようなその感触を舌で堪能した


「ぁ…ん、ふ…」


朗が小さく声をあげたのをいい事に舐めるのを右胸から左胸へと移動して右胸は俺の唾液のぬめりを利用して指で擦る

まるでさっきの仕返しだとでも言わんばかりに同じように愛撫していく

充分堪能して反応している朗の股間をズボンの上から軽く押した


「ぁ…っ、そこ…」
「どうした?さっきまでの威勢は」


なんだか楽しくて胸を弄りながら股間はズボンの上から軽く扱く
すると朗が請うような目で俺を見つめて


「は、ぁ……そこ、舐めて…っ」


と言ってきた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ