息もできない
第17章 会社に行くのです
春陽は俺の体当たりを難なく受け止めてくれた
最初は驚いたような顔をしていた春陽だけど、すぐに笑顔に戻った
「直?どした。そんな急いで」
俺は春陽の胸元に顔を埋めたまま小さい声で言った
「会いたかった…………春陽に、会いたかったの」
するとすぐに強く抱き返される
この瞬間がすごく好き
俺だけ好きなんじゃないって思える
相手の体温とか腕の逞しさとか感じて
きゅんとする…
あったかい、幸せ
ふと、春陽が身体を少しだけ離す
俺はそれが寂しくてもっとくっつこうとすると頬を撫でられて顔を上げた
「!」
顔を上げると降ってきたのは春陽からの甘いキスで俺はすぐに溶かされてどろどろになって
大崎さんのことなんて、忘れられそうだって思った
暫くキスをした後唇が離れてお互いの唾液で濡れた唇を春陽の指が拭う
「ん、ふぁ…」
「直可愛い。………で、そろそろ中入ってもいい?」
「え…?」
ぅわぁぁあああああああ!!
ここまだ家の中じゃなかった!!
恥ずかしくて恥ずかしくて
顔から火が出そうなほど熱が発生する
春陽を家の中に招き入れて
玄関のドアを閉めた瞬間
俺は春陽に抱きすくめられた
最初は驚いたような顔をしていた春陽だけど、すぐに笑顔に戻った
「直?どした。そんな急いで」
俺は春陽の胸元に顔を埋めたまま小さい声で言った
「会いたかった…………春陽に、会いたかったの」
するとすぐに強く抱き返される
この瞬間がすごく好き
俺だけ好きなんじゃないって思える
相手の体温とか腕の逞しさとか感じて
きゅんとする…
あったかい、幸せ
ふと、春陽が身体を少しだけ離す
俺はそれが寂しくてもっとくっつこうとすると頬を撫でられて顔を上げた
「!」
顔を上げると降ってきたのは春陽からの甘いキスで俺はすぐに溶かされてどろどろになって
大崎さんのことなんて、忘れられそうだって思った
暫くキスをした後唇が離れてお互いの唾液で濡れた唇を春陽の指が拭う
「ん、ふぁ…」
「直可愛い。………で、そろそろ中入ってもいい?」
「え…?」
ぅわぁぁあああああああ!!
ここまだ家の中じゃなかった!!
恥ずかしくて恥ずかしくて
顔から火が出そうなほど熱が発生する
春陽を家の中に招き入れて
玄関のドアを閉めた瞬間
俺は春陽に抱きすくめられた