息もできない
第17章 会社に行くのです
なんか、おどおどしてていつもの圭太じゃないみたい
正直、面白い
「ねぇ圭太?出会いは?」
好きな人ってもしかして黒澤さんなのー?
その後俺に散々からかわれてヤケクソでまだ気になってるだけで好きなんかじゃない!とか言い出した圭太をさらにからかって
俺は少しの間春陽と大崎さんの問題を忘れることが出来た
話は昔話とか最近食べた美味しい軽食屋とかそんなところまで移って気がついたら終電も近い時間になっていた
「そろそろ帰るか、直」
「うん。ご馳走様です!」
「うわ、お前食い過ぎ!伝票すげぇよ!」
「だって圭太が奢るって言ったんでしょ」
「にしても限度ってもんが…」
圭太と昔に戻れたみたいで嬉しくて店を出てからもそんな調子で話していると
突然後ろから腕を掴まれた
「わ!?」
驚いて振り返った先には
「春陽…?」
なんでここにーー
って言う前に春陽に遮られる
「直、なんでこいつと一緒にいるの」
「え…なんで、って…」
俺が答えるより先に今度は圭太が割って入って来る
「おい、三浦さんだっけ?あんた何でいきなりそんな不機嫌なわけ?直が困ってんだろ」
確かに目の前の春陽は不機嫌そうで
「中野さんには関係ない」
と言った声も怒りを含んでいた
「は?なにその態度」
「………」
ど、どうしよう圭太と春陽が喧嘩し始めちゃった
なんでこんなことに…!?
正直、面白い
「ねぇ圭太?出会いは?」
好きな人ってもしかして黒澤さんなのー?
その後俺に散々からかわれてヤケクソでまだ気になってるだけで好きなんかじゃない!とか言い出した圭太をさらにからかって
俺は少しの間春陽と大崎さんの問題を忘れることが出来た
話は昔話とか最近食べた美味しい軽食屋とかそんなところまで移って気がついたら終電も近い時間になっていた
「そろそろ帰るか、直」
「うん。ご馳走様です!」
「うわ、お前食い過ぎ!伝票すげぇよ!」
「だって圭太が奢るって言ったんでしょ」
「にしても限度ってもんが…」
圭太と昔に戻れたみたいで嬉しくて店を出てからもそんな調子で話していると
突然後ろから腕を掴まれた
「わ!?」
驚いて振り返った先には
「春陽…?」
なんでここにーー
って言う前に春陽に遮られる
「直、なんでこいつと一緒にいるの」
「え…なんで、って…」
俺が答えるより先に今度は圭太が割って入って来る
「おい、三浦さんだっけ?あんた何でいきなりそんな不機嫌なわけ?直が困ってんだろ」
確かに目の前の春陽は不機嫌そうで
「中野さんには関係ない」
と言った声も怒りを含んでいた
「は?なにその態度」
「………」
ど、どうしよう圭太と春陽が喧嘩し始めちゃった
なんでこんなことに…!?
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