息もできない
第3章 おはようございます…あれ?
暖かくて
柔らかい
水の中に少しずつ沈んでいく
心地よいそれに身を任せていると
身体がふっと浮き上がった
身体が布に包まれる感覚と共に
意識が遠のいていった
*
まぶた越しに光を感じて
意識が徐々に覚醒する
「ぅん…」
今日、休みだっけ?
土曜日…だよな
もう少し寝よ…
暖かい布団の中で
横にある暖かい大きいものを
ぎゅっと抱き締めた
「あったかい…しあわせ…」
ぎゅーーーっ
すると暖かい何かが
抱きしめ返してきた
寝ぼけた頭じゃ
それも普通のことに思えて
むしろ
抱きしめられたのなんて久しぶりで
余計幸せ
「えへへ…」
と微笑んで
ぎうっとまた抱き締める
そしたら
「かわいい…」
って声がした
柔らかい
水の中に少しずつ沈んでいく
心地よいそれに身を任せていると
身体がふっと浮き上がった
身体が布に包まれる感覚と共に
意識が遠のいていった
*
まぶた越しに光を感じて
意識が徐々に覚醒する
「ぅん…」
今日、休みだっけ?
土曜日…だよな
もう少し寝よ…
暖かい布団の中で
横にある暖かい大きいものを
ぎゅっと抱き締めた
「あったかい…しあわせ…」
ぎゅーーーっ
すると暖かい何かが
抱きしめ返してきた
寝ぼけた頭じゃ
それも普通のことに思えて
むしろ
抱きしめられたのなんて久しぶりで
余計幸せ
「えへへ…」
と微笑んで
ぎうっとまた抱き締める
そしたら
「かわいい…」
って声がした