息もできない
第18章 悪いのは誰なのか
俺はキッチンで仕事をしながら盛大にため息を付いた
本当は会社なんて行って欲しくなかった
いっそ会社辞めて俺の店で働けばいい
チラリと直を見れば元気良く俺が作った飯を食べてて安心する
けどその向かいの席には女がいて、直と一緒にいるのが視界に入るだけで胃のあたりがむかむかする
あぁ、くそ
そいつは誰なんだよ
直が来てくれるのは嬉しい
でも昼休みに集まってくる女性客の中には直に不躾な視線を送るやつもいて、それが気に入らない
ほらまた
隠れて写真なんか撮ってるやつがいる
昼休みは直のためだけに店を開けようか、と本気で考えるけど
……重い……よな?
きっと直は恐縮してしまうだろう
今日……相談してみよう
と考えていると
直達が食事を終えて立ち上がった
会計をするためにレジに行くと直ではなく直と一緒に来た女が来た
明らかに俺に対して色目を使って来る女に直と一緒にいたこともあって嫌悪感しか感じない
でも直の知り合いに悪い態度なんて取ること出来ないから
「ありがとうございます」
と礼を言うと直が後ろで俺を睨んでる
可愛い…
本当は会社なんて行って欲しくなかった
いっそ会社辞めて俺の店で働けばいい
チラリと直を見れば元気良く俺が作った飯を食べてて安心する
けどその向かいの席には女がいて、直と一緒にいるのが視界に入るだけで胃のあたりがむかむかする
あぁ、くそ
そいつは誰なんだよ
直が来てくれるのは嬉しい
でも昼休みに集まってくる女性客の中には直に不躾な視線を送るやつもいて、それが気に入らない
ほらまた
隠れて写真なんか撮ってるやつがいる
昼休みは直のためだけに店を開けようか、と本気で考えるけど
……重い……よな?
きっと直は恐縮してしまうだろう
今日……相談してみよう
と考えていると
直達が食事を終えて立ち上がった
会計をするためにレジに行くと直ではなく直と一緒に来た女が来た
明らかに俺に対して色目を使って来る女に直と一緒にいたこともあって嫌悪感しか感じない
でも直の知り合いに悪い態度なんて取ること出来ないから
「ありがとうございます」
と礼を言うと直が後ろで俺を睨んでる
可愛い…