息もできない
第18章 悪いのは誰なのか
「春陽も!女の人とご飯行くのも俺と会えないのも禁止!」
俺が言うと春陽はくすくすと笑った
首に当たる息がくすぐったい
「会えないの禁止?」
「………禁止、だからね」
俺は少し間をおいて
「どんなに遅くなっても、次の日仕事でも、少しでも長く春陽と一緒に居たいの」
と本音を呟いてみた
「可愛い、直」
「ん…ぁ」
首にキスを落とされて声が出る
可愛いのは、春陽の方なのにな…
とぼんやり考えていると春陽がぽつりと話し始めた
「俺の家さ、一人暮らしするにはどうも広過ぎて」
「うん?」
「部屋余ってるぐらいなんだ」
「そう、なんだ?」
「うん、そう。だからね?」
春陽は俺から少し身体を離して額をくっつけてきた
「俺の部屋に引っ越して来て、一緒に住まない?」
「………ぇ」
「どんなに遅くなっても、次の日仕事でも会えるよ」
そうだけど
「迷惑じゃない?」
「そんなわけないだろ」
「俺が想像以上にだらしなくても嫌いにならない?」
「俺だってだらしないけど」
「春陽はそれでも好き」
「ん。俺も」
いい、のかな……
俺が言うと春陽はくすくすと笑った
首に当たる息がくすぐったい
「会えないの禁止?」
「………禁止、だからね」
俺は少し間をおいて
「どんなに遅くなっても、次の日仕事でも、少しでも長く春陽と一緒に居たいの」
と本音を呟いてみた
「可愛い、直」
「ん…ぁ」
首にキスを落とされて声が出る
可愛いのは、春陽の方なのにな…
とぼんやり考えていると春陽がぽつりと話し始めた
「俺の家さ、一人暮らしするにはどうも広過ぎて」
「うん?」
「部屋余ってるぐらいなんだ」
「そう、なんだ?」
「うん、そう。だからね?」
春陽は俺から少し身体を離して額をくっつけてきた
「俺の部屋に引っ越して来て、一緒に住まない?」
「………ぇ」
「どんなに遅くなっても、次の日仕事でも会えるよ」
そうだけど
「迷惑じゃない?」
「そんなわけないだろ」
「俺が想像以上にだらしなくても嫌いにならない?」
「俺だってだらしないけど」
「春陽はそれでも好き」
「ん。俺も」
いい、のかな……